大船ゆ〜かり整骨院症例ブログ「緊張性頭痛(きんちょうせいずつう)」
2015.12.02
筋緊張性頭痛
長時間、パソコンを使う人は要注意!「緊張性頭痛」について
頭痛くて市販の頭痛薬飲んでいます…?
頭痛とひとくちにいってもいろいろな種類があり、いわゆる普通の頭痛もあれば、命にかかわる重症疾患の前兆もあります。ここではパソコンの前で生活の大半をすごしているような人がかかりやすい「緊張性頭痛(きんちょうせいずつう)」をご紹介します。
同じ姿勢で長時間デスクワークなどをしていると、「僧帽筋(そうぼうきん)」を使いすぎて、肩や首がこってきます。ちなみに僧帽筋というのは某シップ薬メーカーのCMで「八の字貼り」として有名になったあの筋肉のことです。この僧帽筋が異常収縮を起こすことで血管が圧迫され、血流不足により炎症が起こり、頭痛の症状をもたらすのです。
忙しい方で「市販の頭痛薬でのりきった!」という声をたまに聞きますが、完全に逆効果です。身体は極度の疲労から逃れたいがために「頭痛」という形でSOSを送っているのですから、薬で痛みを消してその信号を無視してしまうのは、さらに身体に無理を強いることになります。これでは身体が可哀想です。
それではどうすればいいのでしょうか? もちろん、身体はその負担をかけていることをやめてほしいのです。しかし仕事が忙しくて、休めないのが現実というもの。そこで私たち『東戸塚ゆ〜かり整骨院用』の出番ということになります。
ようは異常収縮してしまった肩と首のこりを素早く取り除き、リセットして症状を繰り返さないようにすればいいのです。今回はそんな当院の技術と治療法がわかる症例をご紹介したいと思います。
長時間のデスクワークでとうとう頭痛に 30代OLの場合
これはパソコンでの作業が多い30代OLさんの症例です。最近はとくに仕事が忙しく、仕事に没頭するあまり、気がつくと首や肩がガチガチになって頭痛まで、ということがよくあるそうです。
身体を診てみると、骨の湾曲と筋肉のバランスがめちゃくちゃでした。後ろからみると首の骨は前方にカーブしているのが理想なのですが、この患者さまは逆に首が前に出ている状態で、背筋は硬く盛り上がり、まるで超人ハルクのようです。長時間ずっと同じ姿勢でデスクワークをしている影響でしょうが、これでは肩や首が異常にこるのも無理ありません。
この患者さまに提案した治療法は、まず首と背骨の整復(せいふく)をして骨格のバランスを整え、根本原因である姿勢を治します。そして次の日に、指圧で硬くなったインナーマッスルを緩めて、骨格を安定させるというものです。
週3回の治療で2週間ほど通っていただくと、もう頭痛はすっかりよくなり、仕事に打ち込めるようになりました。しかしその後も本人の希望で通院は続けています。
この患者さまの目標は、自分自身でこの状態を維持できるようになること。つまりひと晩寝れば、次の日には疲労がとれている、といったところまで回復することです。
その場しのぎではなく、痛みの根本原因から治療することは、当院の治療信念でもあります。その点でも、痛みの出ない身体を目指そうとするこの患者さまの意欲は、とても素晴らしいことだと思います。
ストレッチで頭痛知らずの身体に
パソコン作業などで同じ姿勢を長時間続ける方は、60分に一度、5分くらいストレッチをしたり、肩をくるくる回したりして、使っていなかった筋肉を動かすようにしましょう。すると血行がよくなり、疲労回復に効果的です。
どんなストレッチをしたらいいのか、よくわからない方は、ぜひ当院スタッフまでお気軽におたずねください。