腰痛の症状改善の流れ
腰痛でよくあるご相談
- 「デスクワークで座っていると痛みが増してくる。」
- 「立ち上がった時に腰が伸ばせない。」
- 「普段から腰が固まってる感じがする。」
- 「同じ姿勢だと腰が痛くなるでいられない。」
腰痛について
「デスクで仕事をしていると、腰に痛み」を感じたり、「朝起きたら、なんとなく腰がだるい」などの腰痛は、30歳~50歳の働き盛りの男性が多く、女性よりも高い発症割合となっています。
一方、女性では年齢とともに腰痛を訴える方が多くなり、60歳代、70歳代では、男性よりも治療を要する腰痛として発症するケースが多くなります。
腰痛には腰痛圧迫骨折や腰椎椎間板ヘルニアのような時には手術が必要な腰痛もありますが、腰痛の90%は筋肉のストレスが原因で、筋肉の炎症を抑えることで痛みが軽減します。
筋肉のストレスは、長時間の不良姿勢(中腰作業や猫背姿勢など)を続けたときに、腰や背中の筋肉が緊張し起こります。また、寒さで筋肉が硬直する冬も神経が刺激されストレスとして痛みが起こりやすくなります。
筋肉のストレスが原因で起こる腰痛の根本原因は「インナーマッスルの筋力低下」です。人間の身体は2足歩行をするために骨盤を立て、背骨が大黒柱となって私たちの体重や姿勢を支えていますが、その背骨や骨盤を支えているのがインナーマッスルなのです。
【目次】
1.腰痛の原因は?
〜インナーマッスルの筋力低下が腰痛をまねく〜
日本人が抱える自覚症状で最も多いのは「腰痛」です。腰痛と言っても、いろいろな痛み方・症状があります。 私たちは腰痛を大きく3つのタイプに「痛み方・症状」で分類し、それぞれに対し異なる治療方法で改善していきます。
いずれも共通するのは、インナーマッスルの筋力低下により、腰まわりの筋肉や関節に負荷が掛かり、柔軟性や可動性が失われた状態のところへ、無理な動きが加わることで腰痛が発症します。
1-1.前かがみの姿勢の時に痛い腰痛
前屈の姿勢で腰が痛いと感じる方は背筋が弱い(異常緊張している)人に起きやすく、デスクワークの人に多くみられます。
椎骨の間にある椎間板に圧迫のストレスが加わり痛みが生じるもので、体幹が屈曲した際に腰背部の筋肉が伸張されることにより痛みが生じる場合もあります。
「屈曲型」の腰痛は、股関節動きが悪い状態で、腰椎が過剰に屈曲することにより痛みが増大します。大殿筋・ハムストリングスの柔軟性が低下し股関節の動きが悪いことが原因となりやすいです。
1-2.後ろに反り返ると痛い腰痛
後ろに反り返ると痛みが走る「伸展型」の腰痛は身体を反り返す際の椎間板が圧迫ストレスが加わることにより生じる腰痛です。
電車のつり革を持つ姿勢や赤ちゃんを抱っこするなど身体を反らせる姿勢を取ったときに痛みが生じます。
腹筋が弱い(インナーマッスルの筋力低下)のために反り腰になっている人に起きやすく、女性に多く見られます。
1-3.動かすと痛い腰痛
筋肉の使いすぎによって起きるオーバーユースで炎症が起きた状態です。肉体労働が多い人や同じ姿勢を続けるデスクワークの人にも多く見られます。
痛い場所をピンポイントで特定できるのが特徴で、筋緊張を緩め血行を促進させることで改善します。
2.腰痛の施術の流れ
〜腰の痛みの改善から再発予防のための身体づくりまで〜
腰痛には何もしなくても痛みを感じる場合や前屈すると痛む、後ろにのけぞると痛む、など、腰痛症状の訴えは様々です。
痛い場所を揉みほぐすことで改善できるのは腰痛症状で来院された患者さんの20%ほどで、前屈時や後屈時で腰痛が出ている患者さんは、揉みほぐすことだけでは改善しません。
大船ゆ〜かり整骨院では、カウンセリングや検査で原因を見極めて、おひとりお一人の状態にあった施術を行います。
腰痛を治すためのポイントは、
- 1.骨格のズレゆがみを整え、身体の構造を正常に導く。
- 2.筋肉をほぐして関節の柔軟性を増し、身体の機能を正常に導く。
- 3.インナーマッスルを鍛え、強くするための筋トレ。
上記の3つになります。
※治療初期からメンテナンス期までの流れは、多い事例でご紹介しています。全ての方が当てはまるわけではございません。また、患部の状態によっては専門医(医師)をご紹介させていただくこともございますので、ご了承ください。
2-1.《初期》腰痛の施術
〜つらい腰の痛み症状の改善を第一優先に〜
初診時から約10回の治療を集中治療期間とし腰の痛み症状の緩和を第一優先事項として、圧迫されている神経の興奮を神経調整(ハイボルテージ)で抑えます。
神経が圧迫されている原因は筋肉の異常筋緊張なのですが、筋肉に負荷がかかる原因は不良姿勢によるものなので、筋肉をほぐす治療では改善しません。そのため、まずは、神経の興奮による痛みを抑えてから、骨盤のゆがみと背骨のねじれを改善するために骨格調整を施していきます。
2-2.《中期》腰痛の施術
〜腰痛の患部を中心とした筋肉と関節の動きが良くなるよう、骨格調整(整復)〜
つらい腰の痛みがやわらぐ初期治療が終わってからの4週間は、腰痛の患部を中心とした筋肉と関節の動きが良くなるよう、骨格調整(整復)をメインに施し、筋肉調整(トリガーポイントや柔整マッサージ)を行っていきます。
この時期から根本的に腰痛を改善するために、身体の構造と機能を正常に導く施術を行うと同時に、インナーマッスルの治療も開始します。患者様には良い姿勢や正しい関節の動かし方・歩き方の指導などを行い、日常生活動作の注意点や指導をします。
2-3.《後期》腰痛の施術
〜日常生活における動作による痛みの経過観察の時期〜
治療後期は、患者様の望むADL(日常生活動作)をしながら、腰に痛みや症状が出ないように治療を施し経過観察する時期になります。
腰痛はどのくらい前から腰痛を感じていたのか、どんな背景・生活スタイルだったのか、機能的身体動作の向上をどのレベルまで求めるか?によって経過観察に必要な期間も変わってきます。
大船ゆ〜かり整骨院では、インナーマッスルのトレーニング、やストレッチ指導などを行っています。
大船ゆ〜かり整骨院では、効果が高い治療機器としてEMSを導入しています。EMSとは【Electrical Muscle Stimulation】の頭文字をとった略語で、特殊な波形の電気刺激によって筋肉を他動的にトレーニングしてくれるものです。
低負荷で身体の深層に位置する筋肉にアプロ―チし鍛えてくれるので、インナーマッスルを鍛えて腰痛を改善したり、さらに筋力をつけることで腰痛を予防することも可能になります。 年配者でも体の弱い方でも寝ているだけでこのトレーニングを受けることができる、新しい治療機器です。 インナーマッスルにアプローチすることで再発防止につながります。
3.腰痛の予防について
〜腰痛にならない身体身体づくり〜
腰痛予防のためには、腰を支えるための筋力アップ運動と、筋肉や靭帯を柔軟にするストレッチ運動が適しています。
また、長時間同じ姿勢でいることも、身体の血液循環が悪い状況になり筋肉の柔軟性が低下したり、靭帯などの結合組織が硬化しやすくなりますので、デスクワークでも時々は立ち上がって、軽いストレッチで血流を促しましょう。
「腰がだるいな……」「腰にちょっと違和感が……」という状態で我慢しても、なかなかよくなりません。腰に違和感を感じたら、なるべく早く受診して骨盤の歪みや、筋肉などの硬化をはやめに改善して、腰痛予防をしましょう。
大船ゆ~かり整骨院の施術内容
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