ストレートネックの症状改善の流れ
ストレートネックの症状改善でよくあるご相談
- 「頭痛を頻繁に感じる。」
- 「首が痛い。」
- 「肩こりが治らない。」
- 「首から指先へのしびれがある。」
- 「自分の頭の位置が気になる」
ストレートネックについて
ストレートネックとは「本来あるべき首の骨の湾曲が少なくなり真っ直ぐに近い状態になること」をいいます。
ストレートネックは、頭痛や肩こり、首こりなどを引き起こしやすく、放っておくと、手足の痺れや、めまい、耳鳴りや不眠といった自律神経系の症状の原因にもなります。
【目次】
1.ストレートネックの症状改善の原因は?
〜スマホ、パソコンが原因のストレートネック〜
「本来あるべき首の骨の湾曲が少なくなり真っ直ぐに近い状態になること」と前段でお話ししましたが、ではなぜ首の骨の湾曲が少なくなるのか?
生まれつき首のカーブが少ない人もいますが、パソコンやスマホの普及に伴い下を向く姿勢や長時間同じ姿勢をとり続ける人が増えたことが原因と考えられています。 首の痛みや症状の原因として、骨盤のゆがみが原因となっているケースがとても多く見られます。
なぜならば、首の骨は背骨の上の部分に位置し、その背骨の土台となるのが骨盤のため、骨盤のゆがみは首の骨に大きく影響を与えるからです。
そこで、普段から足を組む癖がある人や猫背(不良姿勢)で骨盤の歪みがある人、または反り腰の人は、首や肩周りの痛みや症状を起こしやすい傾向があると言えます。
また、インナーマッスルの筋力低下によって不良姿勢となる場合、本来であればインナーと背筋で背骨を支えるべきモノが背筋だけで支えなければ行けない状態になり、首や背中の筋肉が耐えきれず、背骨が捻じれ骨盤が歪み関節の動きが悪くなり筋肉に大きな負荷が加わってしまいます。その結果、頭痛や首痛、肩こりの症状が出てしまいます。
2.ストレートネックの症状改善の施術の流れ
〜いまのつらさを改善して、痛みのでない身体づくり〜
ストレートネックの施術と書きましたが、多くの患者さんは「ストレートネックを治したい」ではなく、「頭痛や首痛、肩こりを治したい!」と来院されます。
ストレートネックによる頭痛や首痛、肩こりは原因は首の骨の構造と機能ですので、ストレートネックを治す施術をおこなっていきます。
※治療初期からメンテナンス期までの流れは、多い事例でご紹介しています。全ての方が当てはまるわけではございません。また、患部の状態によっては専門医(医師)をご紹介させていただくこともございますので、ご了承ください。
2-1.《初期》ストレートネックの症状改善の施術
〜ストレートネックを治す!〜
ストレートネックの人は首の骨の湾曲が少ない為、頭の重さを逃すことが出来ず、ストレートに頭の重さが首の関節(頚椎)にかかるために骨を支える筋肉への負荷が大きく、首から背中にかけての筋肉にストレスが加わり筋肉が硬くなってしまいます。
硬い筋肉の中を走行する血管や神経は圧迫されるために、頭痛や首痛、肩こりなどの症状が出てしまいます。
まず治療の初期として痛み症状を軽減する為、電気治療(ハイボルテージ)で神経の興奮を抑え、骨格整復で頸椎、胸椎、腰椎のバランスを整え筋肉にかかる負担を軽減し、炎症を取り除いていきます。
成人の頭の重さは約6〜8kg、腕は4〜8kg×2、10kgのお米の袋2つを首や背中の筋肉で支えなければなりません。
ストレートネックの方は、頸椎のS字カーブを整え、首・肩の筋肉にかかる負担を取り除くための治療をメインに行う治療の初期(初診時から8〜10回)は週に4回のペースを目安に通っていただきます。
2-2.《中期》ストレートネックの症状改善の施術
〜構造と機能の改善期〜
治療初期に骨格配列を整え、筋肉の炎症を抑えてた後の治療中期では、筋肉の治療をメインに行って行きます。
首痛や頭痛などストレートネックが原因で起こる症状はほぼ軽減されていますが、肩こりや筋肉の硬さ、首の動かしにくさが残っている状態になります。
また、痛み症状に波がある為、調子の良い日や悪い日がでてくるのも治療中期の特徴です。
これは頚椎のカタチ(構造)は正常に近づいたが、本来あるべき関節の動きや筋肉の柔軟性(機能)が改善されていないため、動かした時に不具合が出てしまうからです。
正常な関節運動ができるよう、骨格整復と筋肉調整を繰り返し行って行きます。
また正常な筋肉の機能であるポンプ作用が改善されていない為、電気治療(干渉波)で筋肉を刺激し、筋ポンプ作用を促していきます。
理想的な良い姿勢とは「骨盤と背骨が綺麗に整った状態」であり、良い姿勢=「骨盤と背骨が綺麗に整った状態」を維持する為には筋肉(インナーマッスル)が必要です。
インナーマッスルが、使えているかどうか、大船ゆ〜かり整骨院ではEMSを使い検査をさせていただいておりますが、多くのの患者様はインナーマッスルが使えていません。
そこで、インナーマッスルの強化とあわせて、デスクワーク時の姿勢や歩行時の姿勢など、日常生活動作や行動で気をつけていただきたい事や、指導をさせていただきます。
2-3.《後期》ストレートネックの症状改善の施術
〜痛みや症状の軽減、構造と機能の改善〜
ストレートネックが原因で出ている症状がなくなるまでに要する期間は3ヶ月~4ヶ月です。
治療の後期では患者さんの日常生活動作や趣味など「患者さんのやりたいこと」に合わせて、一人ひとりに必要な施術をします。
2-4.《メンテナンス期》ストレートネックの症状改善の施術
〜骨格バランスの維持、インナーマッスルの強化〜
ストレートネックとは症状ではなく状態のことを指していて、「本来あるべき首の骨の湾曲が少なくなり真っ直ぐに近い状態になること」をいいます。
ストレートネックである以上、頭痛や首痛、肩こりなど、首周りに症状が出やすくなってしまいます。
ストレートネックが改善されれば、上記の症状は出にくくなる為、メンテナンス期ではEMSを使用して、良い姿勢が維持できるようにインナーマッスルの強化をはかります。
良い姿勢をとり続けることが難しい患者さんには、月に1回の「ダメージケアコース」をおすすめしています。
3.ストレートネックの予防について
〜ストレートネックを予防するために〜
1.《姿勢》
同じ姿勢が続かないようにすることが大切です。特に目線が正面より下になる姿勢は、連続して1時間以上とらないように気をつけましょう。
2. 《ストレッチ》
首や肩、背中を伸ばすストレッチを1時間に1回程度行いましょう。具体的には胸鎖乳突筋、僧帽筋上部、肩甲挙筋のストレッチがおすすめです。
3. 《睡眠》
枕の高さを調節することが必要です。首カーブが立っているときと同じになる枕が理想的なので、ストレートネック傾向の方には低い枕がおすすめです。
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